プレスリリース
中途採用支援サービス「ミイダス」、自治体向け移住支援の専門組織を設立
~第一弾として、広島県の地方移住への取り組みを支援~
総合人材サービスのパーソルグループで中途採用支援サービス「ミイダス」を手がけるミイダス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:後藤 喜悦)は、各地方自治体と連携し、包括的に移住希望者の支援を行うべく、2020年10月8日、転職者の地方移住支援を行う専門組織:「ローカルプラット部」を設立いたしました。また、本取り組みの第一弾として、同日、広島県の地方移住への取り組みに関して支援していくこととなりましたので、お知らせいたします。
■背景
地方の人口減少問題や政府による地方創生の推進を発端として、全国の自治体では積極的な移住促進に関する取り組みが行われています。全国45道府県の地域情報を提供している「ふるさと回帰支援センター」が主催する移住に関するセミナーの開催数は、この12年間で10倍以上増加(2008年:54回、2019年:545回を比較)(※1)、同じく「ふるさと回帰支援センター」への面談・セミナー参加等と電話等問い合わせの合計数も、この12年間で約20倍増加(2008年:2,475回、2019年:49,401回を比較)(※1)するなど、地方移住への関心の高まりとともに、自治体の取り組みも活発化しています。
ミイダスが2020年9月に行った東京都・大阪府・愛知県に居住する就業者を対象にした「移住に関する調査」(※2)で は、「移住を計画・準備している、検討している、興味がある」と回答した人は、全体の33.4%となり、東京都・大阪府・愛知県の就業者数は1,600万人以上存在(※3、※4、※5)していることから、多くの就業者が移住に関して、興味関心を寄せています。
一方で、「移住を検討している、移住に興味がある、過去、移住を断念した」と回答した人で、地方移住を妨げている要因(※ 2)として最も多かったのが「仕事(37.0%)」ではあるものの、その他の回答についても「コスト面(21.0%)」「趣味環境 (13.8%)」「情報収集(8.5%)」となっており、地方移住に関心はあるものの実際に移住をするためには、解決すべき課題が多岐に渡っています。
延べ17万社以上の企業に採用ツールとして導入いただき、45万人以上の転職希望者に利用されている転職アプリ「ミイダス」を運営する当社では、これまでに全国200以上の地方金融機関と連携し、地方における人材採用支援も積極的に行ってまいりました。そしてこのたび、これまでの実績とノウハウを活かし、地方自治体の移住者獲得支援を行うべく、移住支援専門組織:「ローカルプラット部」の設立に至りました。「ローカルプラット部」では、今後、各自治体と協力し、包括的に移住者獲得支援を行っていきます。
※1:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター・2019年の移住相談の傾向
(https://www.furusatokaiki.net/wp/wp-content/uploads/2020/02/furusato_ranking2019.pdf)
※2:ミイダス株式会社・移住に関する自主調査 調査実施期間:2020年9月19日〜22日 回答数:500サンプル
(https://miidas.jp/magazine/local/emigration_-questionnaire)
※3:東京都 労働力調査結果 平成30年平均
(https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/roudou/2018/rd18qd1000.htm)
※4:大阪府 労働力調査地方集計結果 大阪の就業状況 令和2年4月から6月期平均
(http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=39053)
※5:愛知県 就業構造基本調査結果 平成29年10月1日現在
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/toukei/syuugyoukouzou29.html)
■移住支援専門組織:「ローカルプラット部」について
「ローカルプラット部」は、「ミイダス」を利用者の中で移住を希望するユーザーに対して、移住に関する情報と地域の情報、そして各地域の求人情報を総合的に提供し、地方移住や移住先での転職活動をよりスムーズに行えるよう支援してまいります。
また、各自治体の要望に応じて「ミイダス」を活用した移住促進プログラムを企画、実行してまいります。
■転職希望者45万人以上を対象に各自治体の情報提供が可能に
2020年9月に実施した当社アンケート(※2)において、移住に伴う転職を含め「仕事(37.0%)」に関わる課題が最も移住の行動を阻害していますが、中途採用支援サービス「ミイダス」内には45万人以上の転職希望者が存在しており、希望勤務地に選択されている各自治体の告知を「ミイダス」ユーザーに対して行うことが可能です。告知可能な情報としては、ミイダスが運営するオウンドメディア:「ミイダスマガジン」の編集部による、各自治体の移住相談窓口等の取材記事を「ミイダスマガジン」内にて掲載し、取材記事の告知を「ミイダス」にて行うことが可能です。
さらに、同アンケートにおいて、移住行動の阻害要因は、多岐に渡っていることから、今後「ミイダス」内にて、移住地の求人情報 や地域の情報、移住に伴う補助金等、移住に関わる様々な情報を一括提供する移住総合ページを開設し、包括的な情報提供を行うことで、各自治体の移住者獲得支援を行ってまいります。
■第一弾として、2019年の移住相談の傾向、移住希望地ランキング全国2位の広島県と協力
本取り組みの第一弾として、広島県と地方移住への取り組みに関して協力を開始いたしました。広島県は、地方移住を支援する認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが発表した「2019年の移住相談の傾向、移住希望地ランキング」にて全国2位にランクイン(※1)、年代別では、20代以下で1位、30代・40代で2位(※1)となるなど、比較的若い世代に移住先として高い人気を誇っています。
ーミイダス×広島県 相互送客施策の開始
2020年10月25日(日)に広島県主催で実施される「ひろしま大集結UIターンフェア2020」(東京交通会館・オンラインも同時開催)の開催に伴い、「ミイダス」ではユーザーに対して、広島県への移住相談窓口:「ひろしま暮らしサポートセンター」の取材記事の告知を行い、「ひろしま大集結UIターンフェア2020」では、参加者に対し「ミイダス」のサービス紹介パンフレットの配布を行う、相互送客施策の実施を予定しています。
因島移住フェス(主催広島県)(2019年5月11日(土)、東京交通会館にて開催)
<広島移住イベント開催概要>
イベント名:ひろしま大集結UIターンフェア2020
開催日時:2020年10月25(日)10:00〜17:00
開催場所:東京交通会館12階ダイヤモンドホール
イベント公式サイト:https://www.ui2020-hiroshima.jp/
今後、ミイダスは移住支援専門組織:「ローカルプラット部」を中心として、包括的に移住者獲得支援を行うべく、全国の地方自治体との協力体制の構築を推進してまいります。また、地方移住だけではなく、副業を通じた地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」についても視野に入れ、サービス提供を予定しています。
■ミイダス株式会社について<https://miidas.co.jp/>
ミイダス株式会社は、パーソルグループ全体のHR領域におけるイノベーション推進を牽引し、より一層の企業の人材ニーズに対する貢献を目的として、2019年4月に発足しました。
ミイダス株式会社が運営するアセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」は、2015年11月よりサービス提供を開始しており、2019年にはHRアワード2019「プロフェッショナル 人材採用・雇用部門」最優秀賞を受賞。現在では、導入社数150,000社を超えるサービスとなりました。
■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp>
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」をはじめ、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、オープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」、クラウド型モバイルPOSシステム「POS+ (ポスタス)」などのサービスも展開しています。
本件に関するお問い合わせ
ミイダス株式会社 PR・広報チーム
TEL:080-5938-1032(担当者直通) MAIL:miidas-pr@miidas.jp