プレスリリース
転職求人サービス「ミイダス」、上司部下のコミュニケーションに関する効果検証を実施
人との繋がりを深めるには、「データ」を用いた客観的理解がカギ!
ドキュメンタリー風WEB動画も同時公開
総合人材サービス、パーソルグループのミイダス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:後藤 喜悦、以下ミイダス)が運営する中途採用サービス「ミイダス」は、職場での人間関係の悩みを抱えている人が多い世の中を背景に、アプリ内サービス「コンピテンシー診断」の機能を使った上司と部下のコミュニケーション改善における効果検証を行いました。また、その様子を撮影したWEB動画を11月16日(水)に公開いたしました。
今回の取り組みは株式会社LIG(本社:東京都台東区、代表取締役社長 兼 CEO:大山智弘、以下LIG)に協力をいただき、チームのコミュニケーション向上に貢献しました。
実施背景
■テレワーク普及により企業がコミュニケーション機会を増やすも、人間関係の悩みは後を絶たず
昨今、コロナ禍でテレワークの普及が進んでいますが、2022年7月のパーソル総合研究所の調査によると、テレワーク実施率は正社員で25.6%、従業員のテレワーク継続希望率は80.9%と過去調査で最高となっています。テレワーク普及にあたって行われた施策として、「上司との1on1などの定期面談の機会の増加」は25.9%で、4人に1人がテレワークのはたらき方において上司、部下のコミュニケーションの頻度を増やす取り組みをしています。しかしそれにも関わらず、職場での悩みについて「人間関係」を挙げる人が依然と多く、社内コミュニケーションには課題が多くあるのが現状です。上司部下それぞれ、個人間のコミュニケーションやチームをより良くしていきたいという想いは共通していても、ビジネス環境やお互いの立場上、意思疎通が上手くいかずミスマッチを感じさせ、個人のパフォーマンスやはたらきがいにも影響を与えてしまうことが発生しています。この問題を解決すべくミイダスは、相手をより早く、深く理解できれば社内コミュニケーションはもっとうまくいくのではと考え、個人のビジネス上の思考性や考え方などの特徴を数値化・可視化することができるミイダスアプリ内サービス「コンピテンシー診断」の機能を使った上司部下のコミュニケーションにおける効果検証を行いました。
調査の詳細
■調査名:パーソル総合研究所 「第七回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する調査」
■サンプル数:全国の就業者 20~59歳男女、勤務先従業員人数10人以上 正規雇用 n=20,046 非正規雇用 n=5,009 公務員・団体職員 n=305
■調査期間:2022年 7月13日-7月18日 ■調査方法:WEBアンケートにて調査
今回の取り組みの内容
■社内コミュニケーション向上のカギは、自分や相手の「データ」に基づいた客観的理解
今回の取り組みでは、コンサルティング・システム開発・Web制作事業を展開するLIGに協力をいただき、ミイダスの「コンピテンシー診断」を活用した1on1面談で、上司部下のコミュニケーションに変化が見られるかの効果検証を行いました。LIGでは上司と部下のコミュニケーションに課題を抱えていましたが、「コンピテンシー診断」の結果から部下の特徴を客観的に理解した上で、コミュニケーションを取ったところ、面談内容を充実させることができ、メンバーからポジティブな反応を得ることができました。 「コンピテンシー診断」は採用手法のみならず、人の繋がりを深めることに効果があり、人材育成などの組織のマネジメントに活用できることが立証されました。
WEB動画について
■「コンピテンシー診断」で、相手を知り、自分を知ってもらう
LIGマネージャー齊藤麻子氏、メンバー山崎真由子氏・岩田悠里氏のチームでは1on1の定期面談でメンター指導を行っていました。実験ではまずチームメンバーに齊藤氏からの指示の元、「コンピテンシー診断」を事前に受検いただきました。受検後、齊藤氏にはミイダスHRサイエンス研究所所長、神長伸幸による診断結果から分析したメンバーの特性についてのレクチャーを受講いただき、今後のメンバーとのコミュニケーションについてディスカッションを行いました。その後、メンバーにはレクチャーを受講したことを明かさずに、1on1を実施しました。終了後、山崎氏、岩田氏に取材をしたところ、1on1の満足度が上がり、「上司にも部下にもパーソナリティがあり、それを理解した上でそれぞれの良さを活かせるチームにしたい」など好意的な感想を得られました。
コンピテンシー診断は導入企業の担当者がご自身で分析可能なサービスとなっています。使用方法が分からない方でも、本動画を参考にすることで、社内コミュニケーションや人材育成に役に立つヒントを得ることができます。本動画は本日から無料公開しております。
※動画内の講師によるコンピテンシー診断結果のレクチャーは実際のサービス内容にはございません。
WEB動画URL:https://youtu.be/-p17xc1XOb4
「コンピテンシー診断」の解説
「コンピテンシー診断」を自社の社員に受診してもらい、結果を集約すれば、活躍する人材にどのような特性があるかを把握できるため、今まで曖昧だった自社で活躍・定着する人材のタイプを分析可能です。また、ミイダスでは自社で活躍する人材の特徴と同じような特徴を持つ求職者にスカウトを送り、採用することができます。
ビジネスシーンで活用しやすい具体的な特徴を社員個人や組織単位でわかるため、自社の社風を明確に把握することが可能です。採用だけでなく人材育成や人材配置などにも幅広く活用することができます。すでに多くの企業様が、採用、社内コミュニケーション、人材育成に活用いただいています。
株式会社LIG 齊藤氏コメント
転職や独立がぐっと身近になった昨今、「この会社に所属する意味とはなにか」を考えさせられることが非常に増えました。
ビジネスの現場において、馴れ合いは不要です。しかしながら、成果と給与だけで結ばれた関係性はあまりに代替されやすい。中長期的な視点を持ってチームのバリューを最大化しようと動いてくれるメンバーを増やすためには、「ビジョン共感」「人対人の信頼関係」が欠かせないと痛感しています。
特にコロナ禍で入社してきたメンバーとはラフに食事にいく機会等が少なく、「現在の仕事ぶり」以外に、その人を知るチャンスがほぼありませんでした。この欠けてしまっていた情報を、コンピテンシー診断がまさに補ってくれたと感じています。
今回の体験を、今後のマネジメントにもしっかり活かしていければと思います。
Manager / Marketer
齊藤麻子
ミイダス株式会社について
ミイダス株式会社は、パーソルグループ全体のHR領域におけるイノベーション推進を牽引し、より一層の企業の人材ニーズに対する貢献を目的として、2019年4月に発足しました。 ミイダス株式会社が運営するアセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」は、2015年7月よりサービス提供を開始しており、2019年にはHRアワード2019「プロフェッショナル 人材採用・雇用部門」最優秀賞を受賞しました。
公式HP: https://miidas.co.jp/
HRアワード2019選考結果: https://hr-award.jp/2019/prize.php
■HRサイエンス研究所 所長 神長伸幸 プロフィール
早稲田大学 人間科学学術院 人間科学学術院 招聘研究員
国立国語研究所 共同研究員
理化学研究所 脳神経科学研究センター 客員研究員
専門は心理学(特に教育心理学、認知院理学、心理言語学)。理化学研究所言語発達研究チームでは、言語理解やその発達の研究を行い、早稲田大学人間科学学術院では、VR空間におけるコミュニケーションの研究を開始。
2019年4月よりミイダスHRサイエンス研究所の所長として、仕事活躍に関わるアセスメントと推薦システムに関わる研究の統括にあたっています。
「PERSOL(パーソル)」について
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
公式HP:https://www.persol-group.co.jp/
ミイダス株式会社 永野
E-mail:masahiro.nagano@miidas.jp